ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 登場人物・感想 / 世界って優しいのかもしれないと思える

4.0

あらすじ

天才的な記憶力でソウル大学を首席で卒業したウ・ヨンウは、自閉スペクトラム症のため就職活動が難航していたが、ハンバダという大手弁護士事務所に採用される。
好きなものの話になると止まらなくなってしまうなど、独特の言動から周囲には困惑されながらも、数々の事件を見事解決し、弁護士としての経験を積んでゆく。
しかし、ハンバダの代表が彼女を採用したのにはある理由があった。

登場人物

ウ・ヨンウ 演:パク・ウンビン
自閉スペクトラム症の新人弁護士。父の法律関連の本を幼少時に丸暗記するなど、興味のある事柄に対する記憶力は天才的。
対人コミュニケーションが不得手だが、純粋でまっすぐな性格。
クジラと父の作るキンパが大好き。

イ・ジュノ 演:カン・テオ
ハンバダの職員。甘いルックスと物腰の柔らかさから社内一のモテ男で、女性からの差し入れが絶えない。
始めは危なっかしいウ・ヨンウを親切心から手助けしていたが、やがてその純粋さに惹かれてゆく。

チョン・ミンソク 演:カン・ギヨン
ハンバダのシニア弁護士で、ウ・ヨンウの上司。
ウ・ヨンウの有能さを認め、次第に信頼を寄せるようになる。部下想いの良き指導者で、部下たちからも信頼されている。

チェ・スヨン 演:ハ・ユンギョン
ウ・ヨンウとロースクールの同級生だった新人弁護士。天才と名高かったウ・ヨンウに複雑な感情を抱いており、きつい物言いをするが、根の優しさから手助けしてしまうことも。

クォン・ミヌ 演:チュ・ジョンヒョク
ウ・ヨンウとチェ・スヨンの同期。ウ・ヨンウを目の敵にしており、常にアラ探ししている。
イ・ジュノとはルームメイトで仲も良い。

ハン・ソニョン 演:ペク・ジウォン
ハンバダの代表弁護士。ウ・ヨンウの父の大学時代の後輩で、ウ・ヨンウの素性を知ったうえで採用する。

ウ・ビョンホ 演:チョン・ベス
ウ・ヨンウの父親。法学部を卒業したにもかかわらず、キンパ屋を営みながらウ・ヨンウを一人で育てた。

ト・グラミ 演:チュ・ヒョニョン
ウ・ヨンウの友人。ウ・ヨンウの奇妙な言動を全く気にせず、普通に接する。派手好きであけっぴろげな性格。

テ・スミ 演:チン・ギョン
ハンバダのライバルである大手弁護士事務所テサンの顔で、メディアへの露出もある優秀な弁護士。

感想

アスペルガーであり、一度読んだものを忘れない天才的記憶力を持つ主人公が、弁護士としても人としても成長する姿を描いたお仕事恋愛ドラマ。
風変りだが愛らしさのある主人公を魅力的に描いているけど、色々とうまくいってるのは周りの人に恵まれているからだよなあ、と。特に上司良い人すぎんか。優しい世界すぎる。おとぎ話のようなあたたかさに包まれているので、安心して見られる作品ではある。

モテモテな人気ナンバー1男子になぜか惚れこまれるのも、いまいちリアリティないなあと思ってしまって恋愛風景は作り物っぽく感じたけど、全体的には面白く見れた。
立て板に水の勢いでガンガン法律詠唱する弁護シーンは爽快感がある。
意外と爽快でない終わり方をする話もあったけど、それはそれでリアリティ面では良し。

ことあるごとに団体行動をする弁護士集団は、全くリアリティなかったけど。一つの裁判にこんなたくさんの弁護士が控えてることってあるの? ほかのドラマでは見たことないけど。
出生の秘密とやらはあまり興味が持てなかったけど(あれってそこまで問題にすることなん?)、とりあえず落ち着くところに綺麗に収まったかな。

よくまとまったドラマだと思う。まだ続きそうだけど。

コメント

タイトルとURLをコピーしました