あらすじ
顧声は声声慢という芸名で音楽活動を行う大学生。顔出しなしのミステリアスな声優・錆青磁に憧れていたが、ある日錆青磁がボイスルームに突然現れてから、急速に距離が近づいてゆく。
登場人物
顧声/声声慢(ションションマン) 演:周也(ジョウ・イエ)
新人ながら作曲家として活動する大学生。複数楽器の心得に加えて歌も歌える。声優・錆青磁の大ファン。家族経営のスーパーを手伝うことも
莫青成/錆青磁(チァンチンツー) 演:檀健次(タン・ジェンツー)
完美配音の三大スターに数えられる有名声優。完美配音の創設メンバーでもある。顔出しをしておらず、ミステリアスな存在。
本業は心臓外科医で、多忙な日々を送っている。とあるきっかけから声声慢に猛アピールする。料理が得意
周政/絶美(ジュエメイ)沙意 演:侯雯元
完美配音の社長であり、三大スターに数えられる有名声優でもある
庚暁幸(ゴン・シャオシン) 演:楊肸子
顧声のルームメイト。絶美が気になる
豆豆豆餅(ドウドウドウビン) 演:陳昊藍
完美配音の創設メンバーであり、運営を担当。姉御肌のしっかり者
沐沐(ムームー) 演:黄靖翔
人気コスプレーヤー。墨白は長年の相棒。無口で愛想はないが察しは良い
墨白(モーバイ) 演:黄靖翔
人気コスプレーヤー。沐沐は長年の相棒。賑やか担当
風雅頌(フォン・ヤーソン) 演:曹恩斉
完美配音の創設メンバーであり、三大スターに数えられる有名声優でもある。本業は小児科医で、莫青成の同僚。豆豆豆餅とは付き合いが長く親しい
王可(ワン・コー) 演:劉哲琿
完美配音の歌手兼声優。賑やか担当
斐少(フェイシャオ) 演:夏寧駿
完美配音の歌手。王可と行動を共にする
茂哥(マオ) 演:孔慶心
完美配音の音響技術責任者
走調児(ゾウ・ディオアル) 演:陳澤
声声慢の属する古風音楽ユニット「朝朝暮暮」のメンバー。作詞担当。後に完美配音の社員となる
怪怪(グァイグァイ) 演:夏甄
声声慢の属する古風音楽ユニット「朝朝暮暮」のメンバー。琴はなかなかの腕前。
リーダー
声声慢の属する古風音楽ユニット「朝朝暮暮」のリーダー。本業はエステティシャン
董亦儒(ドン・イールー)
顧声の一家が経営するスーパーのバイト。錆青磁の熱狂的ファン。
感想
最近よくある、「急に憧れの存在と出会い猛アピールされちゃってどうしよ~」系の話。
作品全体的にノリがキツい。
才能はあるらしいが人間的魅力が見えてこない女主、不自然すぎるなりゆきで急速展開する恋愛模様、他人の恋路に白熱し一生囃し立ててくる馬鹿っぽい周辺人物、恋愛脳で公私混同しまくりの人たち。
特に序盤がしんどい。何の実績もない素人からのオファーにプロの声優事務所が応じる意味が分からないし、なぜか内輪の会議に招待されるのもありえない。最初から嘘のように好意的な男主となぜか親しくなり、視聴者が全くついていけないうちに恋が始まってゆく。
配信中や仕事の会議中にチャットを返したり家族と会話したり、バイト中にも普通に友達と電話で話したりするのは中国では普通なのか? 文化の違いを感じる。
お仕事ドラマの割にほぼ全員が兼業なのもいまいち深みがない一因だけど、向こうでは専業声優って少ないのだろうか。どうしても片手間の趣味感が否めない。
せめて、女主の才能や音楽に対する愛にフォーカスした作りなら好きになる余地もあったのに。ひたすら恋愛脳で子供っぽく、落ち着いた男主が恋に落ちる説得力がなくて納得がいかなかった。
男主の突然の猛アピールの理由は一応明かされるが、それまでが長い割にどうでもいい話が多くて入り込みにくい。そしてもったいぶる割に浅ぇ。その程度の物語なら序盤に明かしといてくれ。
ストーリーもご都合展開の嵐。なんだその展開……の連続。
やたら料理の話するし偉そうにレシピを教えたりもするのに、女主自身は全く料理ができない意味不明さ。
医者たちがやたらと兼業してる不自然さ(しかも全員同じ勤務先)。
登場人物の描き方が薄っぺらく、魅力を感じないし大したドラマも起きない。旅行するかイベント企画するか食事するかイチャつくかの繰り返し。
脇役のモジモジ恋愛、心底どうでもいい。
グループ旅行で二人の世界作るやつ、好きになれない。
スタイリストがいまいちなのか役作りなのか知らないが、衣装がダサめ。
公衆の面前で芸名で呼び合い、正体を隠したいのかそうでもないのか分からない。というか昔は顔出ししてたなら当時の写真とか残っていそうなものだが。
胸キュン1:イライラ9 くらいの割合だったから完走できたのは奇跡でしかない。
ひたすらメインカップルのイチャつきで話の大半が占められるのはロマンスの降る街とかプラチナの恋人たちと同じだけど、今作はどうも受け付けなかった。
女主の活動なんて話を都合よく進めるための設定でしかなく、朝朝暮暮の活動はほとんど描かれないし、序盤のアプリとやらはどうなったのかも不明。
男主はよくある万能型溺愛彼氏で悪くないけど、彼女以外をないがしろにしすぎる傾向とか、そもそも彼女の何が良くて溺愛してるのか理解できないところから、あまり好感度上がらず。
声から始まる恋を否定はしないけど、声に惚れる描写も浅ければその後の恋愛関係の描き方も浅く、単に少女の妄想を形にしただけのような作り。
推しが急に現れて自分にベタ惚れして溺愛してくれるっていうご都合ラブストーリーを素直に楽しめる人なら面白いのかも。
なぜか世間の評判は割といいらしいが、まず人には勧めないし再視聴することもないと思う。
このところ、ヒロインを好きになれない作品が続いていて辛い……


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